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【3331Arts Chiyoda】廃校?、アートセンター!?

  • [レポート]

多くの鉄道路線が交わる大通りから一歩入ると、
建物と建物の間に忽然と古い校舎が。

「ほんとにこれがアートセンター!?」
と思いながら正面入口に回ってみると、
なんともゆったりとした時の流れる空間がありました。

高椋1

「3331Arts Chiyoda」
旧練成中学校を改修して誕生した
アートセンターです。

 

ふらりと母校に立ち寄った気分で、
中に入ってみました。

高椋2

 

入ってすぐに広がるオープンスペースは、
誰もが一息つける空間。

椅子は懐かしい木とパイプの学校椅子。

廊下の突きあたりには、
おもちゃをかき集めて作られた恐竜があります。

高椋3

 

階段の踊り場にも遊び心が。

高椋4 (2)

 

教室の一つ一つに、アーティストたちの独自の世界が広がっています。

高椋5

 

保護者用の下足入れは、
たくさんのアートイベントの宣伝の場になっていました。

高椋6

 

生徒たちの思い出や笑い声が、
床や壁の隅っこにまで染み付いているよう。

なんともいえない懐かしさを感じつつも、
この建物を拠点に羽ばたこうとしている
アーティストの作品の視点の面白さに驚かされ、
とてもわくわくする空間でした。

 

 

その中で印象的だった展示をご紹介します。

「ふたば製作所」
「つながりのかばん28」ギャラリー展です。

高椋7

高椋8

このカバン、何で出来ていると思いますか?

 

実は、「使用済みの封筒」を
重ねて作られたカバンなのです。

もちろん1つ1つが手作り。

 

ふたば製作所は、
原発事故により今も避難生活の続く
福島県双葉郡の方々が立ち上げた製作所。

「捨てられていくものを
材料にしてものづくりをしたい」

そうした思いが、
このような素敵なカバンという形になりました。

 

この取り組みに協力したいと
各地から集まってくる封筒。

そこに書かれた個人情報は、
一枚一枚すべて消します。

それを何枚も重ねてはり合わせ、
表面には「ろう」を塗ります。
丈夫で、撥水機能もあるそうです。

ひとつとして同じものがないので、
お気に入りのカバンを見つけるのも楽しいもの。

高椋9

 

28という数字は、「ふたば」からとられたもので、
手書きの文字の向こうに作った方の
表情が見えてきそうですね。

 

普段はインターネットで販売されているそうですが、
この数日間だけ特別に出展されているとのこと。

教室内は、自分のお気に入りのカバンを
手にとって選ぶお客さんで大変賑わっていました。

ご縁を感じ、私も1つ購入。

このカバンを通じて多くの人の思いが繋がると思うと、
アートやものづくりの力を実感します。

高椋10

 

3331Arts Chiyodaの中には
他にもたくさんの展示物があり、
期間限定のイベントも開催されています。

何回訪れても、違った雰囲気が楽しめそうです。

 

3331Arts Chiyodaの前身である練成中学校は、
東京大空襲で焼けただれたこの地に、
昭和23年に開校しました。

こんな東京の中心地にあっても、
統廃合前の全校生徒は98名ほどだったということです。

廃校になることは、卒業生や地域の人達にとって
さぞ胸痛むことだったと思います。

 

でもこうして新たな空気が取り入れられ、
一人一人が輝ける場として活用されていることは、
人にとっても建物にとっても
嬉しいことではないでしょうか。

 

アートといっても敷居が低く、
無料で入れるのもいいところ。

非日常の憩いの空間に、
足を運んでみてはいかがですか。

BB編集部だより

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