今年(平成25年)の8月にスタートしたこのメディア。
70近くの記事をリリースできました。
年末らしく編集部で今年を振り返ってみましょう!
奥村 いつきちゃんが取材した中で、
一番印象に残っている記事は何?
秋山 やっぱり『仏生山温泉』ですね。
ずっと思い入れがあった銭湯なので。
読んだみんなから
「私も行きたい」って声がたくさん届きましたよ。
奥村 どのあたりがいいの?
秋山 空間が個人的に好きです。
家族みんなでわいわいできます。
地域の人が利用している癒しの場ですね。
肩肘張っていないけどちゃんとしている、みたいな。
奥村 そっか。
いい空間を作っているんだね。
秋山 包容力のあるおしゃれです
秋山 隊長は?
奥村 一番を選ぶのは難しいなぁ・・・
でもやっぱり『ちまちま工房』さんの記事かな。
このメディア最初の取材で、
いきなりガツーンとやられたような。
秋山 グッときてましたもんね。
奥村 障害のある人も含めて
一緒に働ける場を作るために事業をやるんだ、とか。
助成金に頼らないで自立するんだ、と。
あんな話を聞いたら、
僕らが燃えないわけにはいかない。
だから皆さん、ウチのメディアも
今のところ収益がまったく無いけど負けませんから!
秋山 誰に話しているんですか!?
奥村 エッ、読者さんに・・・(汗)
そ、そういえば、松さん(※)も
この記事が一番だと評価してたよ。
※松さんは同じ社団で別の事業をしている理事です
秋山 「いいね」も多かったですし、
やっぱりコンテンツに力がありますね。
奥村 よし。
今年のグランプリは
『ちまちま工房』に決定です!
おめでとうございます!!
秋山 あ、あの、選考に文句はないのですが、
普通、そういうのは最後に発表するんじゃ・・・?
奥村 読者さんが最後まで
読んでくれるか分からんでしょ。
秋山 まあ、そうですけど・・・
奥村 いつきちゃんから見て、
僕の記事で印象深かったやつはある?
秋山 やっぱり淡路島(笑)
奥村 平和大観音ね。
当時は淡路島に住んでたし(笑)
秋山 隊長の代わりに写真撮りに行きましたもん。
炎天下に自転車で(笑)
読者さんから熱いコメントも来ましたよね。
奥村 個人的に、ああいうちょっと抜けたテイストの記事は
好きなんだな。
世の中には、そんな僕と同じような
ツボを持つ人がごく一部いるようです。
秋山 復活手前社長とか、ピエリ守山とかも
同じテイストですね。
秋山 あと、私は気仙沼の応援できたのはうれしかった!
メディアとしての発信だから、
個人で紹介するのとはちょっと影響力が違います。
まだ少しだけど、記者さんが増えたのもうれしいです。
奥村 人のことを記事に書くのは緊張するよね、
秋山 隊長でもそうなんですか!?
意外です。
奥村 なんか失礼だな。
僕なりには気を使ってますよ(怒)
秋山 ちゃんと伝えなきゃいけない責任を感じますね。
奥村 そういう面では、
ウチのメディアで記事にして
喜んでもらえたケースは多いよね。
秋山 はい! 気仙沼の子達も
メディアに取り上げられることが多いけど、
都合よく一部分だけ切り取られちゃうそうです。
『i.club』の子たちが街のことを想って活動しているという、
大きな意図まで伝えてくれません。
奥村 大手メディアにはある種の傲慢さがあるのかもね。
自分都合で、読者の目を引くこと優先で・・・。
一方のウチらは貧弱なメディアだけど、
取材先への共感やら敬意はしっかりある。
秋山 そうですよね。
奥村 『工房織座』さんも
「これまでで一番納得できる記事だった」
って言ってくれたし。
『ism』の石田さんもほめてくれた。
秋山 うれいしですね。
秋山 一番人気があった記事って何でした?
奥村 閲覧数からは、
たぶん「社長に捨てられた社員たち」。
秋山 そうなんですか!
奥村 意外だよね。
予想以上に反響があって、
社長とかコンサルタントみたいな
経営に関わる人が反応してくれたみたい。
SNSでシェアされるケースも多かった。
いや、もしかしたら、僕の元スタッフの
女の子がかわいかったからかも・・・
秋山 意外性があったんですかね?
スキマ産業的な。
奥村 うちらのメディア自体が
スキマな存在だから(笑)
記事は、後半につづきます!
※近日公開